検索機能のある転職サイトで「中国語検定」で検索してみました。
仕事上中国語を使う会社は、募集する人材にどの程度の中国語能力を求めているか知りたかったのです。
転職サイトで調べましたから、正社員としての募集を考えている会社のケースがわかるわけですね。
何件か見た感じでは、2級以上としている所が多かったようです。
企業としては、中国語を仕事で活かすなら最低中国語検定2級レベルは必要という判断なのでしょう。
もちろん、職種によっては準1級とか1級とか書いているところもありましたよ。
中国語を活かした仕事に就きたいと考えている場合には、中国語検定2級と言うのが一つの目安になりそうです。
さて、中国語検定2級のレベルとはどの程度のものなのでしょうか?
中国語検定のオフィシャルサイトによると、以下のような感じです。
実務能力の基礎づくり完成の保証
複文を含むやや高度の中国語の文章を読み,3級程度の文章を書くことができること。
日常的な話題での会話が行えること。
日常生活を中国語でできる最低限のレベルくらいでしょうかねぇ。
雰囲気としては。
ちなみに私の通っている中国語教室では、中国語検定2級をとっているとかなりレベルが高いほうらしいです。
まあ、専門的な学校と言うよりは趣味レベルの人が多いのでこんなものなのかもしれません。
実は私の興味はここからで、中国語検定2級と言うのは、中国人の小学校あるいは中学何年生レベルなのだろ言う点です。
上でも書いたように、中国語検定2級を持っているというとそこそこ勉強したのだという感じがありますよね。
会社に入るときに多少なりとも有利に働いて、街の中国語教室ではレベルが高いと認めてもらうレベルですから。
「ネイティブの中学生レベルくらいは行っていてほしいな〜」なんて思ってしまいます。。
私の感覚では、せいぜい小学校3年か4年レベルくらいではないかなあと思います。
ちょっとがっかり。
以下、その根拠を。
聴く中国語という雑誌があるのですが、その別冊で中国の小学生2年・3年の国語の教科書の文章を掲載しているものが手元にあります。
その本に掲載されている中国語と中国語検定2級の問題文を比較してみて、3年生の教科書と大体同じくらいかなぁと思ったわけです。
もう少し細かく比較すると、語彙は小学校3年生の教科書の方が豊富な気がします。
語彙の豊富さでネイティブにかなわないのは英語など多言語と同じですね。
また、小学生の教科書は日常生活に根ざした具体的な単語が多いようです。
それに比べ中国語検定2級は比較的抽象的な単語が多いです。
大人向けの文章と子供向けの文章の違いでしょうかねぇ。
文法というか語法の点では中国語検定2級の方がレベルが高いでしょうか。
接続詞とか呼応表現のような長く論理的な文章を意図しているのでしょう。
中国語教室の先生(ネイティブ)に確認したところ、「文法のレベルでいうと中学生レベルくらいかなぁ」とおっしゃっていました。
文法のレベルはそこそこなんですね。
中国語検定2級が中国の小学3年・4年レベルと同じ位ということなら、日常の簡単な会話はこなせるのでしょうね。
日本人の場合を考えても小学3年生位になると有る程度論理的に話すことが出来ますから。
ただ、中国の小学生は教科書を読めるだけでなく、有る程度の文章を掛けると思うんですね。
同じレベルとまでは行かないでしょうが。
少なくとも、教科書に出てくる漢字は練習させられるでしょうから、書ける人が多いはずです。
それに対して、中国語検定2級の合格者は文章を読んで理解することはできるはずです。
でも、文章を書くという点になると、おそらくほとんど書けないでしょう。
英語の学習でもそうですが、日本の外国語学習ではアウトプットはあまりトレーニングされませんからね。
アウトプットという意味では、自分から話すというのも中国の小学3年生程度に出来るわけではないでしょう。
ということで、それなりに使えるレベルとして中国語検定2級というのはいい目標になるのだと思います。
ただ、アウトプットの練習は中国語検定の学習とは別に行う方がいいのでしょうね。
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